一時は廃車前提となったものの『特別なトワイライトエクスプレス』牽引のため復活したEF81-114号機をテールライト点灯仕様で製作します
加工は脱脂洗浄からのスタートです
きれいに再現された細い銀の縁取りがある黄帯など 製品の塗装を活かすことにより24系との編成美を損なうことはありませんが その代償としてPラインの処理が行えません
屋上の配管類は一部が軟質プラ製となっている導体線を含め全て金属線に置き換え 製品では省略されている統一無線アンテナ線もパイピング パンタグラフ作用管は実車同様に空気ガイ管に接続させました
ボディにモールドされている手摺り類も別パーツ化するため 車体には一旦クリアを吹き 粘着力を弱めたマスキングテープで保護してから作業を行うことにより 塗装を痛めることなく作業を行っています
114号機は電暖表示灯レンズが撤去され本体のみ残っているため 製品のレンズモールドは撤去しています
スカート部はモールド類の大半を造り替え ナックルカプラーは製品付属の柄の長いタイプではなく 短いものに交換しリアル感をアップさせました
車軸ケーブルは発電機用と検出装置用を造り分け 室内には運転室・機械室表現も行っています
1エンド側を点灯式にしたテールライトは チップLEDをボディマウントで装備しました
消灯スイッチは取り付けていませんので 2エンド側先頭で走行する際には必ず点灯します
解放テコは金属線からスクラッチし 実車同様にステップの上 標識灯掛けの奥にある状態を再現しました