EF58最後の特急仕業となった『踊り子』牽引時の 88号機の製作です
旧型SG排気口装備機のため 種車にはSG煙突取付けボルトのモールドが表現されている 品番3055-1 最新ロットを使用します
その結果 信号炎管の装備・避雷器の変更/移設・前面窓のHゴム化・前面手摺り取付け・屋根昇降段欠き取り・踏み板装備など 製作は実車さながらの近代化工事となります
塗料の厚塗りを防ぐだけでなく 元塗装との相性からくる経年の塗装剥がれを避けるため 加工は元塗装の剥離からスタートし 実車には無いパーティングラインや下地の処理も入念に行います
下地造りでは 丸みのある東芝製や川崎製とは異なる 日立製車体を再現するためにエッジを崩さないよう注意して進めます
基本加工では 取付けボルトのモールドだけを残してSG煙突をリアル化・ランボードの木目表現・安全弁追加・避雷器位置移設・飾り帯調整と繋ぎ目表現・枕梁形状変更などのほか ホイッスルやナンバー取付け穴を埋め込み ホイッスル部分は金属パーツ化のため再度開け直します
同時に初期形を後期形とする加工も進めます