同じ61号機でも時期によりその装備や装飾は違っていますが 今回は1984年秋に東北本線でお召本務機を務めた姿を製作します
飾り帯のメッキは製品のものを利用するため 全工程に渡りマスキングを行ってからの作業スタートです
実車に無いPラインは 車体側面だけでなくランプケースの部分まで処理します
下地処理中の61号機
塗装剥離は手作業で行うため ここまでの工程ですでに数日を要しています
屋根昇降段の欠き取り部は 梯子のモールドと共に飾り帯のモールドも撤去
実車と同様に欠き取り部の底辺に新たな飾り帯を再現します
また 運転席側の湾曲した水切りはEF58別ボディのテールライトリムを加工・成型し移植しました