上向きのつらら切りに角度可変式スノープロウを装備した姿で有名なEF58-88号機は 晩年まで旧型のSG排気口を装備していました
模型製作時の種車には SG排気口本体横にあるボルトのモールドを活用するため 初期型として発売されている旧型SG排気口装備機を使用します
その結果 発生するのが 信号炎管の装備・避雷器の変更/移設・前面窓のHゴム化・前面手摺り取付け・屋根昇降段欠き取り・踏み板装備など 実車さながらの近代化工事となります
これは 150分の1でSG排気口横の小さなボルトを表現するのは至難の業となるためで たかがボルトひとつですが少しでも実車に近づけた良いものを造るための選択です
製作にどれほど時間が掛かろうが ディテールの追及に妥協はしていません