これまで幾度となく製作してきた150号機ですが 今回は一般仕業時代(ブルー)の晩年を ウェザリング仕様で再現します
種車にはKATO製3049-1ボディと 電球色LED搭載で再販となった3020-1を使用します
ウェザリング仕様を製作する場合 ハードに汚れた姿を再現したくなるのがモデラーのサガ? ですが 今回は完成後に既製品の客車をそのまま牽引しても違和感のない程度の汚れ度合いを目指します
とは言っても手抜きをしてウェザリングを施すのではなく フルディテールアップ・フルレタリングから 塗装と汚しの工程まで徹底的に造り込みます
加工はいつものように元塗装の剥離からスタートです
Pラインの処理もいつもの作業ですが ウェザリング仕様の場合は墨入れなどで とんでもないところにラインが出てしまうので特に注意が必要です
基本加工中の150号機です
ここまでに行った作業は
塗装剥離
Pライン処理
下地処理(ペーパー600・800・1000・1500番)
ランボード木目再現
オーバースケールのSG排気口リアル化
列車無線アンテナ取付け穴埋め込み
ホイッスル取付け穴埋め込み
飾り帯調整(乱れ修正・太さ修正)
各モールド撤去
洗浄2回(塗装剥離後・下地処理後)
Pライン処理
下地処理(ペーパー600・800・1000・1500番)
ランボード木目再現
オーバースケールのSG排気口リアル化
列車無線アンテナ取付け穴埋め込み
ホイッスル取付け穴埋め込み
飾り帯調整(乱れ修正・太さ修正)
各モールド撤去
洗浄2回(塗装剥離後・下地処理後)
などです
ディテールアップは徹底して行い 東芝形+宮原独特のクレーン吊りフック・お召予備機指定時の日章旗掲揚ボルトと旗竿受け取付けボルト・鷹取形の鞄掛けなど 大型模型を含めても実車に一番近い150号機を再現することを目指しています
3回目の洗浄を済ませたあと プライマー処理と下地塗装を行います
大型模型の製作ではないので 細かなモールドを埋めてしまうサーフェイサーは使用しません
次の工程は影塗装です
この塗装は汚し表現のためではなく 本塗装の発色を抑えたい部分をブラッシングします