KATO製 EF62前期形を 1978年の長野国体お召列車牽引機へ徹底加工します
製作は塗装剥離と下地処理からのスタートです
EF62のパンタ台は透光性FRPの屋根板を保護するため パイプフレーム構造となっており 模型ではモールドで表現されていますが 新たにフレームを造り直しました
ただ パンタを手で上げ下げする鉄道模型ですので パンタの取付けは元の穴を活用し耐久力を確保しています
屋上配管も全てパイピングし 高圧引込み線はエナメル叩き出しでスクラッチ 配管留が無く空中線となっている避雷器アース線も再現しました
普段見えない所では 前面吹き出し下の空気取り入れ口も造り込んでいます
仕上げは研ぎだしと磨きだしで お召列車牽引機の磨き出された金属調ボディとしたほか 日章旗にも装飾紐を追加するなどリアル化を図っています