青函トンネル開通と同時に走り出した寝台特急『北斗星』も いよいよ残り運転日数が少なくなってきました
今回は全盛時代の『北斗星』を牽引していた“星釜”のEF81-81号機を製作しました
81号機はKATOからローズピンク仕様が発売されましたが お召機としての製作ではないため種車は黒染車輪の3066-3とし 塗装剥離・Pライン処理・下地処理のサンディングから加工スタートです
屋上の配管類は一部が軟質プラ製となっている導体線を含め全て金属線に置き換え アンテナ線は常磐線無線用だけでなく統一無線用もパイピング パンタグラフ作用管は実車同様に空気ガイ管に接続させました
ボディはモールドが省略されている手摺り類やローラー装置脱出防止金具・ジャンパ栓固定台・解放テコ受けまで徹底的に造り込んでいます
スカート部は81号機の特徴となる供奉車電話連結栓や独特の配色も再現 ナックルカプラーは製品付属の柄の長いタイプではなく シャンクの短いものに変更しリアル感をアップさせました
徹底改修ということで床下にも手を入れ 電動発電機リアクトル箱と供給空気溜め配管をパイピング 車軸ケーブルは発電機用と検出装置用を造り分け タイヤ側面とブレーキシリンダには実車同様に銀色の装飾を行っています
室内には運転室・機械室表現も行いました