今から30年前の1987年3月31日 分割民営化される日本国有鉄道は最後の日を迎えました
当時の私は撮りテツ・乗りテツ・音テツと何でもありで 3月30日に自宅を出発 北陸を経由して夜行の急行『妙高』で首都圏入りし 国鉄最後の日には関東で1日を過ごしています
3月31日限定で国鉄全線の新幹線・特急列車などを含む全列車の普通車自由席が 6000円で乗り放題となる「謝恩フリーきっぷ」が発売されたせいか 自由席を連結した長距離列車の多くはかなりの混雑でした…
高崎第二機関区では撮影会が行われ EF55-1号機とEF60-19号機がプッシュプルで牽引するお座敷『やすらぎ』をはじめ多くの団臨の運転などもあり 国鉄最後の日はどことなくお祭りムードが漂っていました
極め付けは4本の『旅立ちJR号』が出発する東京駅で あとにも先にも経験したことのないパニックぶり
国鉄がJRに変わる瞬間は 東海道を下る臨時『銀河』の車内で迎えました…