東京機関区に配置され長距離運用に就いていたEF65P形は 1972年10月から台車検査が下関運転所で行われることとなり 東京機関区のEF65が検査を受けている間の予備機として 501~504号機が東京区から下関運転所に転属となりました
この4機は下関転属後も東海道・山陽本線の寝台特急牽引運用に変化はありませんでしたが 検査担当工場と所属区が変わったことにより 東京機関区配置機とは屋上の塗装・ステップへの色差しなどに違いが見られるようになりました
ブルートレイン牽引終了後の502号機は沼津機関区に転属となり 屋上モニタルーフ窓がHゴムから金属押さえ式の角型に変更 さらに晩年にはルーフ窓自体が塞がれ その形態は刻々と変化していきました