これまで幾度となく製作してきた66号機ですが 今回は紀勢・阪和線時代の定期運用時(RSB2灯時代)を ウェザリング仕様で再現します
種車には電球色LED搭載で再販となったKATO製3020-1を使用します
ウェザリング仕様を製作する場合 ハードに汚れた姿を再現したくなるのがモデラーのサガ? ですが 完成後に既製品の客車をそのまま牽引しても違和感のない程度の汚れ度合いを目指します
とは言っても手抜きをしてウェザリングを施すのではなく フルディテールアップ・フルレタリングから 塗装と汚しの工程まで徹底的に造り込みます
加工はいつものように元塗装の剥離からスタートです
Pラインの処理もいつもの作業ですが ウェザリング仕様の場合は墨入れなどで とんでもないところにラインが出てしまうので特に入念な作業が必要です
基本加工中の66号機です
ここまでに行った作業は
塗装剥離
Pライン処理
下地処理(ペーパー600・800・1000・1500番)
ランボード木目再現
一部のみ表現されているSG排気口の形状リアル化
箱型SG安全弁の再現
外蓋交換式RSB2灯
原形エアフィルタ撤去
飾り帯調整(乱れ修正・太さ修正)
各モールド撤去
洗浄2回(塗装剥離後・下地処理後)
Pライン処理
下地処理(ペーパー600・800・1000・1500番)
ランボード木目再現
一部のみ表現されているSG排気口の形状リアル化
箱型SG安全弁の再現
外蓋交換式RSB2灯
原形エアフィルタ撤去
飾り帯調整(乱れ修正・太さ修正)
各モールド撤去
洗浄2回(塗装剥離後・下地処理後)
などです
ディテールアップは徹底して行い 汽笛おおいの取付け台座・竜華独特の乗務員扉開錠装置・広島形の鞄掛けなども造り込み Nより大きなのスケールを含めても実車に一番近い66号機の再現を目指しています
3回目の洗浄を済ませたあと プライマー処理と下地塗装を行います
大型模型の製作ではないので 細かなモールドを埋めてしまうサーフェイサーは使用しません
次の工程は影塗装です
この塗装は汚し表現のためではなく 本塗装の発色を抑えたい部分をブラッシングします